
「地震があったみたいだけど、実家は大丈夫かな…」 「電話がつながらない…連絡が取れない…」
災害時に親と連絡が取れないとき、心配でたまらない気持ちになりますよね。大きな災害がいつくるかわからず、私も子供がいるので災害グッズなど揃えておくようにしています。 特に離れて暮らしている40代・50代にとって、 親の安否確認や避難状況が分からないのは大きなストレスになりますよね。
この記事では、災害時に親と連絡が取れないときの“困りごと”を想定し、今のうちからできる見守り準備のチェックポイント紹介していきます。
災害が起こったときに親と連絡がとれなかったら?
災害時に親と連絡が取れなくなるのは“起こり得る現実”ですよね。 だからこそ、「通信が途絶えても安心できる備え」を今のうちから少しずつ整えておくことが必要不可欠になります。
防災グッズを揃えるだけでなく、
- 安否確認のルールづくり
- 家族間の情報共有
- 見守り家電や通知サービスの導入
など、“つながらなくても大丈夫”な備えを持っておくことが、家族にとって最大の安心になります。
なぜ災害時は“連絡が取れない”の?
災害時、電話やLINEがつながらなくなるのはよくあることです。皆さんも経験したことあるのではないでしょうか。
理由としては
- 通信回線の混雑(携帯各社の回線制限)
- 停電による充電切れ・Wi-Fi利用不能
- パニック状態で端末に触れていない
- 高齢者がスマホの緊急通知操作に不慣れ
つまり、“元気でも連絡が取れない”ことがあり得るということ。
私自身も以前、実家の地域で大雨による避難警報が出たときに、半日以上母と連絡が取れず、不安で何度もスマホを見ていました。 結果的には何事もなく、電池が切れていたというだけだったのですが、 「事前に何かルールを決めておけばよかった」と強く感じた瞬間でした。
今からできる“見守り備え”チェックリスト5つ

① 非常時の「安否確認ルール」を決めておく
📌 例:「●時間以上連絡が取れないときは、親戚orご近所に確認する」など。災害時は子供とのルール作りも行っていますが、離れている親ともルール作りしておくと安心ですね。
- 家族・兄弟間で「誰がどう動くか」を共有しておく
- 実家の近所に信頼できる人がいる場合は連絡先も控えておく
📝 おすすめメモ
- 災害時の“安否確認フロー”を紙に書いて冷蔵庫に貼る
- 家族間でGoogleスプレッドシートなどに緊急連絡網を共有
② 安否確認アプリ・見守りサービスを導入する
📱 アプリでできること
- GPS位置情報の確認
- 端末の最終通信日時がわかる
- 通信が途絶えたら通知がくる設定も可能
大変便利なアプリは使わない手はないですよね。本当に便利な時代ですね。
🛒 おすすめアイテム一例
・GPS通知端末(高齢者向け)
✅ ワンポイント: 「監視」ではなく「安心の仕組み」として、親に説明を。 「私が安心したいから入れておいてほしい」など、やさしく伝えると受け入れやすくなります。
③ 災害用伝言ダイヤル(171)・LINEノート活用を家族で共有
📞 通話不可時でも、安否を伝える手段を準備しておく
- 災害用伝言ダイヤル(171)の使い方を教えておく
- LINEグループのノート機能を「非常時伝言板」として活用
✅ おすすめルール例
- 「●時間たっても連絡が取れないときはLINEノートに一言残す」
- 「災害時は171にメッセージ→誰かが毎日確認する」
✅ ワンポイント: プリントして冷蔵庫や電話機の横に貼っておくと安心!
④ 停電・通信途絶時も安心な“情報端末”を置いておく
📡 こんなものが役立ちます
- 手回し充電付きのラジオライト
- 停電でも点灯するLEDランタン
- スマホ用ソーラーバッテリー
🛒 おすすめアイテム一例:親にももちろん、自分の家にもほしいアイテム盛りだくさんです。
・手回しラジオ+モバイルバッテリー一体型
・USB・ソーラー充電対応モバイルバッテリー
・自動点灯ライト+蓄電タイプの懐中電灯
⑤ 「何をしておけば安心か」を親と話す機会を持つ
実はこれが一番大切なステップです。
- 安否確認をどうしたいか
- 何があったときはどう動いてほしいか
を親子であらかじめすり合わせておくことで、 いざというときにも「やれることはやった」と思える安心につながります。
✅ 会話のきっかけ例: 「最近地震が多いね。もし停電したら、どうやって連絡する?」 「お母さんの携帯、充電切れても大丈夫なようにバッテリー買っておこうか?」
🛠おすすめ補助アイテム一例
・使いやすいモバイルバッテリー
・災害備蓄用食料セット
まとめ
災害時、「親と連絡が取れない」という状況は誰にでも起こり得ます。いつくるかわからない災害。。不安ですよね。
でも、
- 通信が取れなくても位置がわかる
- 誰かが様子を見に行ってくれる
- 万が一でも家族で動けるルールがある
こうした「つながらなくても安心できる備え」を整えておくことが、 見守りの新しいカタチだと思うんですよね。
親を守るのはもちろんですが、それは自分の心の負担を軽くする準備にもなると思いませんか。
- 親と「災害時どうする?」を話してみる
- LINEノートや171の使い方を試してみる
- 見守り端末・情報グッズをリストアップしておく
「大げさかな?」と感じても大丈夫。 “まだ元気なうち”だからこそ、こうした話がしやすいんです。
あなたと、あなたの家族が災害時にもつながっていられますように。この記事が、その準備のきっかけになれば嬉しいです。